バスルームのサイズで快適さは変わる

コラム
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ユニットバスのサイズ表記ユニットバスには主に2種類のサイズ表記があります。
坪として表記する方法と、寸法で表記する方法です。
実際には坪数での表記が一般的で、0.75坪、1坪、1.25坪のような言い方をします。
ここでいう1坪とは畳2枚分、おおよそ182cm×182cmということになります。
しかし、ユニットバスの場合は、この1坪タイプの大きさがそっくり浴室に取り付けられるわけではありません。
浴室は壁や扉、そして脱衣所との隙間を考えた設計がなされているため、仮に1坪のユニットバスを取り付けたいと希望しても難しい場合もあり得るのです。
また、実際に取り付けると1坪よりもさらに小さく感じられるはずです。
システムバスやユニットバスの多くは規格品なので、家庭の浴室に合ったサイズを選ぶ必要があります。

何を重視するかでサイズが決まるリフォームの場合は、ほぼ現在と同じサイズの浴槽を選べば、スムーズに工事を進められるでしょう。
広々とした浴槽を望む場合は、大きな浴槽と引き換えに洗い場のスペースが狭まるというデメリットが発生するため、どちらを重視するかがサイズ選びのポイントとなってきます。
ちなみに浴室設備のサイズ表記は洗い場の広さを表わしたもので、浴槽のサイズは全て同じです。
従って、洗い場スペースを確保したいのであれば、1.25坪の浴槽を選べば広々とした洗い場の空間を快適に使用できますし、大きな浴槽を優先したいのであれば1坪タイプでも問題なく優雅なバスタイムが過ごせるでしょう。
そのため、どちらの用途を重視するかによってもバスルーム設備のサイズ選びは異なってきます。